最近のマンションでは、
建物そのものが耐震構造なのはもちろん、
住戸内にも地震時に私たちを守ってくれる
いろいろな設備が装備されています。
今回はその代表的なものをご紹介しましょう。
(1)耐震ドア枠
地震によって建物が揺れると玄関ドアも変形し、
ドアの角がドア枠に触れ、
丁番にも大きな力がかかって開かなくなることがあります。

地震時の変形をドア枠の一部で吸収し、
ドアを避難口として確保できるようにするのが「耐震ドア枠」です。

(2)耐震ラッチ
地震が起きると、戸棚などの収納物が揺れの反動で扉を押し開け、
飛び出す場合があります。

「耐震ラッチ」は下足入れ、キッチン、トイレ、
洗面化粧台などの吊戸棚に設置され、
戸棚の中から押す力が働いても扉が開くことがないようにする装置です。

(3)マイコンガスメーター
キッチンなどでガスを使用時に地震が起きると、
火災などの二次災害を引き起こす恐れがあります。

マイコンガスメーターは、
震度5相当以上の地震があった場合に揺れを感知し、
自動的にガスを遮断する機能を持っています。

(4)エレベーターの地震時管制運転システム
地震を感知したときに、
自動的に最寄の階でエレベーターが停止するシステムです。

P波(初期微動)を感知して停止するので、
よりエネルギーの大きいS波(本震)が来る前に避難することができます。

(5)耐震ドアガード
玄関ドア枠のストッパーに引っ掛けるドアガードを使用中に、
地震が発生しドア枠が変形すると、
ドアガードを外せなくなり、ドアが開かなくなる場合があります。

そのようなことが起こらないよう、
ストッパー部分が上下に可動するタイプや、
付け根部分のクリアランスを大きくしたタイプが「耐震ドアガード」です。

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