制震とは、建築設計上の概念で、
建物に入力される地震力を、
建物内部の機構により減衰させたり増幅を防ぎ、
建物の振動を低減させることを指す。
制震は「制振」と書くこともあり、 日本建築学会では正式に制振を用いているが、
言葉の顧客への印象から民間企業では制震を用いることが多い。
力学的な形態により、
「層間ダンパー型」
「マスダンパー型」
「連結型」などに分類され、
また、エネルギーの入力の有無により
「パッシブ制震」
「セミアクティブ制震」
「アクティブ制震」に大きくわかれる。
主に大規模な建築物に利用されているが、
近年では住宅などへの適用も目立つ。
また、橋梁などにも制震機構が組み込まれることがある。
「免震」と「制震」は新しい研究成果によってもたらされたものであるが、
「耐震」は、地震のある地域に建物を建てる以上
ある程度自然に湧いてくる発想である。
建築基準法によっても耐震構造は義務付けられている一方、
免震・制震は任意に行う。
また、耐震に加えて免震・制震を盛り込むとコストがかかる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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